自己アピール無理なのやが

一年間抱いてきた夢がある。それは大学院で奨学金を手に入れてバイトを辞めることだ。最近、来年4月〜給付の奨学金の申し込みが始まっているので、我も申し込んでみむとするなり。ということで、入力していたのだが、難しい。特に自己アピールが

 

申し込むために色々な奨学金の提出書類とか、募集要項とかを読んだのだが、どうやら奨学金の財団が求めている人材にはパターンがあるらしい

①お金がなくて奨学金をもらうことで学校に通えるやつ

②優秀なのでバイト三昧にさせるよりも奨学金を与えて勉強に専念させた方がいいやつ

③就職先の決定権と金をセットにすることで、将来自分のところに就職してくれるやつ

(項目を複数併せ持っていると尚良い、っていうか実際採用される人は多分大体これ)

 

自己アピールは自分が上の項目のどこに区分されて、どれくらい状況が深刻なのかを示すための場所だと思っているので、自分がどこに区分されるのかを考えてみた。親の収入がそこそこあるので①ではないだろう。また、②を考えると、学歴はそこそこ見栄えがしていいかもしれない。バイトにより長期の調査が制限されていて、勉強に支障は出てるのは確かなことである。でも、大学入ってからの勉強で成し遂げたことは人並みだし英語が抜群にできるとかでもないし②には当たらないだろう。③に当たるやつは自分の分野では良さげなものは存在せず、やりたいことあっての大学院なので、この状況において金のために進路を曲げるのは本末転倒である。バイトする方がマシ

 

こうなると、奨学金をゲットするためには実際の自己認識は①でも②でもないもののなんとか話を盛って①+②みたいに見せかけないといけないということだろう。(就活ってこういうこと?)

 

まず、①の要素について考えてみる。ここで使えそうな手札は「祖父」と「弟」だろう。祖父を老人ホームに入れる費用は多分全部とはいかないまでも(祖父の貯金がねぇので)我が家で負担させられるだろうし、弟は私大で金がかかるので、見せかけることは多分できる。ただ、本当に嘘をつこうとすると家庭の支出と収入を把握して、それを支出ギリギリになるように話を盛って、なんなら大学院の学費を出すのに困っているから奨学金くださいみたいなことをいうことになるだろう。(自分が審査員なら将来有望でギリ余裕がありそうなやつと微妙そうだけど頑張る意欲があって余裕なさそうなやつなら後者をとる。感情で動きがち人間なので)

 

自分が椅子を無理やり取ることで、押し出される人間がいるということは当然把握しているが利己的すぎて「ワイの糧になれてよかったなガハハと」しか思わないのだ。(これは嘘で、押し出すかちょっと悩むこともあるけど、思考停止して正当化しているにすぎない。自分も勝たないと死んでしまうし、どこで譲るのが社会に対して最適かなど自分にはわからないので)

 

②の要素を考えてみる。これは結構あって、本当は長期の調査(1ヶ月〜)とか留学(3ヶ月〜)に行きたいのだが、バイトが週3で入るために実質連続して外出できるのは3日間なのだ(ほんまクソ)休みをとるということもできるのだが、業種の特性的にコンスタントに決まった曜日で入れないバイトには人権がないので結構きつい。調査に行って勉強して、理論と現地調査を両方行える人間になりたいなどと書くのが良いのだろうか。

 

自分はブラインドタッチができなくて、左手が固定、右手がキーボードのG列〜エンターキーまでを担当するという謎のタイピング派閥に属しているのだが右手の袖とPCの角が擦れてPCが削れているのに今気がついた(どんだけネット依存やねん)

 

年収の面から勝ち目が薄そうという気持ちは拭えないものの、出さないと通らないので、頑張って書いてみようとは思う。